翻訳と辞書
Words near each other
・ Ni ka
・ Ni-Cd
・ Ni-MH
・ NIA
・ NIABY
・ niacin
・ niacinamide
・ NIAD
・ NIAES
・ NIAGARA CALENDAR
・ NIAGARA CALENDAR '78
・ NIAGARA CM SPECIAL
・ Niagara CM Special
・ Niagara CM Special vol.1
・ NIAGARA CM SPECIAL Vol.2
・ Niagara CM Special vol.2
・ NIAGARA MOON
・ Niagara Moon
・ NIAGARA SONG BOOK
・ NIAGARA TRIANGLE Vol.1


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

NIAGARA CALENDAR '78 ( リダイレクト:NIAGARA CALENDAR ) : ウィキペディア日本語版
NIAGARA CALENDAR[ないあがら かれんだー]

NIAGARA CALENDAR』(ナイアガラ・カレンダー)は、1977年12月25日に発売された大滝詠一の通算4作目のスタジオ・アルバム。
== 解説 ==
ジュリー・ロンドンが1956年に発表したアルバム『カレンダー・ガール』の大瀧版〔『大滝詠一Talks About Niagara』収録のインタビューで大瀧は、ニール・セダカの同名曲とエルヴィス・プレスリーのシングル「アイ・ニード・ユア・ラヴ・トゥナイト」のジャケットを基にしていると述べている。〕で、日本で最初に作られた「カレンダーアルバム」である。
大瀧自身はこのアルバムに全てを賭ける意気込みで完成度にこだわり続け、本人もかなりの自信作として世に発表するが、このアルバムが商業的に失敗し、発売後に大瀧はコロムビアとの契約を打ち切られてしまうため、結果的には「第一期ナイアガラ」のラストアルバムとなる。
1981年4月1日に笛吹銅次こと大瀧自身による全曲リミックス、新ジャケットにて再発売された。更に1986年3月21日には吉田保による再リミックスが施されたCDが発売された(廃盤)。
2008年3月21日に30周年記念盤がリリースされた。本作には山下達郎がストリングス・アレンジで深く関わっていることから、2008年の『サンデー・ソングブック』(新春放談)では、本アルバム制作の裏話に特化していた。2008年1月6日放送冒頭の「Rock'n'Roll お年玉」が1981年ミックス(曲の裏話の後、1977年のオリジナル・ミックスもかけられた)で、その他の曲は1977年のオリジナル・ミックスがかけられているが、この時点ではデジタルマスターは作られていないため、LPからかけている(注意深く聞くとレコードノイズが確認出来る)。
2008年1月6日放送の『サンデー・ソングブック』(新春放談)で大瀧自身が、このアルバムのマスターテープの音の配置はL-Rチャンネルが逆であり(福生スタジオのミキサーの出力端子の接続を左右逆にしていたため。スタジオのモニター出力端子の接続は正しかった)、LPもL-Rチャンネルが逆の状態でリリースされたことを明かした。何故L-R逆で発表することになってしまったのかという理由を「事務所関係者がミックス終わりを待っていたこと(すぐにミックスダウンしたテープをマスタリングスタジオに届けるため)と「多羅尾判内楽団1」(の制作)が翌年(1978年)にずれていればL-Rが逆であることも確認出来た」と嘆いていた。本アルバム30周年記念盤制作にあたり、L-Rチャンネルの音の配置を本来聞かせたかった、スタジオモニタースピーカーから聞こえていたものに戻した。そういったことから大瀧は、「新しい物を再提出する気分」と言っており、オリジナルマスターのLRが逆に録音されていたことが判明した件について「今回のL-Rチャンネルが逆に録音されていたことが判明したのは、還暦祝いだろう」と言っている。つまり、オリジナルのL-R逆のバージョンは、LPを入手して聞く必要がある。
福生スタジオにエコーマシンがなかったため、エコーを用いたように聞こえる曲は、トイレのルームエコーを利用したり、多重録音で作ったと明かしている。尊敬するフィル・スペクターの楽曲制作手法を用いて、ウッドベース2本のツインベースで録音した曲もあるとも明かした。さらに、曲毎にマイクを変えて録ったとも語っている。
大瀧は「オリジナルマスターを30年振りに回した(再生させた)」と語っている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「NIAGARA CALENDAR」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.